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あがり症の原因とは?

特定の場面で心臓がバクバクして、汗をかいたり、手や足が震えてきたり・・・これらはあがり症の症状ですが、あがり症の原因はどこにあるのでしょうか?

例えば、大勢の人の前で何かを発表する時。あがり症の方は、いてもたっても居られない気持ちになるかも知れません。発表のことを考えただけで緊張してしまうかも知れません。

これは発表に対する恐怖心であり、このあがり症の原因となっているのは「発表するということ」であるとあなたは思われるかもしれません。大勢の人がいるシチュエーション(場面)があがりの原因であると。

ですが、中には大勢の人がいる場面であってもあがらない人もいます。では何があがり症の原因なのでしょうか?

評価とあがり症の原因

先ほどの例に話は戻しますが、大勢の人前で発表するということはあがり症の原因となっているわけではありません。そのきっかけにはなったかも知れませんが、原因そのものではありません。

大勢の人前でスピーチをして、「もし失敗したらどうしよう・・・」と思ったり、「緊張して手足が震えたらどうしよう」「恥はかきたくない」とあなたは思うかも知れません。

こういった不安はあなたが他人からどう思われているか、つまり他人からの評価を恐れていることから起こります。

もし、人前での発表の際に、手や足が震えたらどうしよう、声が震えるのがわかったらどうしよう・・・といった不安があがることにつながります。

ですから、大勢の人前であろうが、1人や数人の前であっても同じようにあがる場合もあります。人数の問題ではありません。

あがり症はそういった評価への不安が関係しているわけです。

しかし、他人があなたをどう評価するのか、又はどう見ているのか、それは人前で発表をする前もその最中も、つまりあなたがあがりを感じてしまう場面では分からないことです。

他人にどう思われているか?恥をかいたらどうしよう。手や声が震えたりしたらどうしよう・・・そういった不安や恐怖心は実はあなた自身が作り出すものです

他人が実際にどう思っているか、ではなく、あなたがその前に判断してしまっていることからあがりは起こります。

つまりあがり症の本当の原因はあなた自身の考え方であるといえます。考え方、すなわち脳が人をあがらせるわけです。

人があがりを感じる場合は:

発表すること

 ↓

あがる

といった仕組みではなく、

発表すること

 ↓

緊張してしまうなぁ

 ↓

あがる

といった仕組みです。ですから、上の例で言えば緊張してしまうなぁ、という考え方があがりの直接的な原因です。発表するということそのものが原因ではないのです。